愛知県のプロ野球選手と防御率

防御率

愛知県を代表するプロ野球選手といえばイチローが挙げられますが、投手陣も豪華なメンバーが集まっています。栄光あるタイトルを勝ち取る名投手がたくさんいます。ここでは、最優秀防御率のタイトルを獲得したことのある数名の選手にフォーカスし、紹介していきます。

愛知県出身の名投手と言えば、何といっても稲沢市出身の金田正一でしょう。彼が達成した通算400勝は前人未到のプロ野球記録で、今後も破られる可能性は極めて少ない記録です。数多くのタイトルを取得している名選手であることは言うまでもありませんが、防御率の面でも素晴らしい成績を残しています。通算20年の現役時代のうち、7回も1点台の率を達成し、うち3回はタイトルを獲得しました。

続いて紹介するのは、現在福岡ソフトバンクホークスの監督を務める、豊明市出身の工藤公康です。29年の現役生活のうち、14回の優勝と11回の日本一を経験していることから、「優勝請負人」ともあだ名された選手です。防御率については、先ほど述べた金田正一を上回る4回のタイトルを獲得するなど、安定感抜群の投手でした。

この他にも「史上最強のアンダースロー」と呼ばれ、1回のタイトルを獲得した豊田市出身の杉浦忠、1939年から1952年の通算12年の現役生活で、0点台の率とタイトルをそれぞれ2回収めている名古屋市出身の野口二郎らも外すことのできない名選手です。